My Yahoo!に追加 Add to Google Subscribe with livedoor Reader
膝関節情報館 > 膝痛とスポーツ障害

外傷性の膝の病気

外傷性の膝の障害はスポーツによることが多く、スポーツによる膝の怪我で多いのが半月板損傷と靭帯損傷です。
半月板や靭帯を損傷すると激痛とともに膝を動かせなくなったりします。

スポーツによって引き起こされる膝の障害には、
半月板損傷
靭帯損傷
オスグット・シュラッタ-病(脛骨粗面骨端症)
離断性骨軟骨炎
膝蓋骨脱臼・亜脱臼
ジャンパー膝(漆蓋靭帯炎)
鵞足炎
平泳ぎ膝
腸脛靭帯炎
ランナー膝
膝窩筋腱炎
などがあります。

痛み出す原因が1つだけとは限りません。他の障害や二次的な障害の可能性もありますから、自己判断をせず専門医の診察を受けましょう。スポーツのほか、転落・転倒・交通事故などでも外傷性の膝障害は起きます。

外傷性の膝痛と中高年

年を重ねると自然に筋力や運動機能も衰えます。
女性の場合は骨粗鬆症による骨折には注意が必要です。

昔やっていたスポーツだからといって無理は禁物です。
暫らくスポーツから遠ざかっていた場合は、急に過激なスポーツをするのではなく、徐々に強度を上げます。
また、スポーツの前はウォーミングアップのストレッチや準備運動をしましょう。

もし膝に外傷を負ってしまったら、しっかり治療をしましょう。十分でないといつまでも愁訴に悩まされることになりますので注意が必要です。

半月板損傷

半月板損傷は、スポーツによる膝の損傷で多くみられるものです。

スポーツによる着地時や膝に捻りが加わることで一気に損傷しやすいのですが、ジョギングなどでも徐々に起きる場合もありますので注意が必要です。

半月板損傷は、膝の靭帯(前十字靭帯や内側側副靭帯)の損傷と合併することが多いとされています。

膝関節側副靭帯損傷

膝関節側副靭帯損傷とは靭帯の損傷で、内側側副靭帯損傷は、膝の怪我のうち最も多く見られます。
内側側副靭帯損傷と外側側副靭帯損傷がありますが、内側の側副靭帯の損傷頻度が外側よりも高いです。

膝の内側に強い痛みがあり、歩行時に膝に力が入らなかったり、膝が不安定になったりします。

大抵の場合は手術をしない保存療法で完治します。
痛みがなくとも膝が不安定な状態の場合は、半月板や関節軟骨が傷ついて、歩行・階段の昇降・正座で傷みが起こる場合があります。

膝関節側副靭帯損傷は、前十字靭帯損傷や後十字靭帯損傷と合併することが多いとされています。

前十字靭帯損傷

前十字靭帯損傷とは、前十字靭帯の損傷です。

スポーツで多く見られる靭帯の損傷です。急激な減速・方向転換・着地などで膝がねじれて膝崩れになったときに起きます。
6割ほどの人で、何かが切れるようなブチッという音を感じます。痛みで歩けず、歩けるようになっても膝に力が入らなかったりします。

前十字靭帯は自然につながることがなく、膝崩れがひどい場合に半月板損傷を起こすこともあります。
関節鏡検査で早期診断が必要です。

後十字靭帯損傷

後十字靭帯損傷とは、後十字靭帯の損傷です。
前十字靭帯損傷よりも頻度が低いようですが、前十字靭帯損傷と合併しておきることがあります。

スポーツにより多く見られる靭帯の損傷です。
関節血症が見られることが多く、関節鏡検査で診断されます。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病(脛骨粗面骨端症)は、10歳代前半の成長期の子供に多く見られます。
急激な骨の成長で、大腿四頭筋に過剰な緊張が起こることによると考えられています。

膝の屈伸を反復することで腫れたりします。

膝の曲げ伸ばしなどの激しい運動は避け、正座をしないことで緩和します。
また、大腿四頭筋のストレッチ、サポーターなどで膝の動きの制限や、外用薬(消炎鎮痛効果)を塗布も有効です。

離断性骨軟骨炎

離断性骨軟骨炎は10歳代のスポーツをする男性に発症しやすい疾患です。小児や高齢者にも起きます。
壊死した関節軟骨が軟骨下骨の骨片を伴って剥がれて遊離する骨端炎(骨端症)の一つです。膝の血行障害や膝への外傷が原因とされています。膝関節や肘関節に多く、股関節や足関節にも発症します。

膝の場合は、膝の痛み、可動域制限、関節水症(水がたまる)が起きたりします。
年齢や症状によって治療や手術の方法が異なります。

膝蓋骨脱臼・亜脱臼

膝のどこと特定できないで広い範囲で痛みを感じます。
若い女性に多いのが特徴です。

膝蓋骨脱臼・亜脱臼とは、膝蓋骨の脱臼または亜脱臼(生まれつきのもの)のことです。
スポーツで起きることが最も多く、年齢14-15歳が比較的起きやすいとされています。

自然に整復されることが多いため、放置してしまう場合が多いようですが、反復して脱臼することがあります。

大腿四頭筋(太もも筋肉)を強化することが、膝蓋骨脱臼・亜脱臼の予防になります。

有痛性分裂膝蓋骨

分裂膝蓋骨とは、膝蓋骨が先天的に2つあるいはそれ以上に分裂している状態で、それ程珍しくなく、殆どが外上方部で2つに分かれている二分膝蓋骨だそうです。

普段の生活では分裂膝蓋骨による障害は出ないのですが、スポーツなどで分裂膝蓋骨に負荷が加わると膝が痛くなることがあり、これを有痛性分裂膝蓋骨といいます。

ジャンパー膝(漆蓋靭帯炎)

ジャンパー膝(漆蓋靭帯炎)は、ジャンプやランニングで繰り返される大腿四頭筋の収縮・張力の負荷が膝蓋骨の上端や下端に加わって、膝の痛みを起こす障害の総称です。膝蓋骨下部と膝蓋腱周囲に痛みが起きることが多いといわれています。

バスケットボールやバレーボールなどジャンプやランニング動作の多いスポーツに起きやすい症状です。

治療や予防に運動後のアイシングやアイスマッサージ、膝バンドも有効です。

鵞足炎

膝関節内側の頚骨には3つの筋肉(膝関節屈筋である、縫工筋、薄筋、半腱様筋)が付いています。これら筋肉の集まりが水鳥の足のように見えることから鵞足とよばれています。

ランニングなどで鵞足部に炎症が起きて、膝の内側に疼痛や圧痛を生じる膝の障害です。

気づかないことも多いようです。予防と治療は運動前後のストレッチと運動後の冷却療法(アイシング)になります。

ハムストリングのストレッチが有効です。ハムストリングとは、大腿二頭筋や半膜様筋、半腱様筋などの太ももの裏の筋肉群です。

平泳ぎ膝

平泳ぎの水泳選手に多くみられるため「平泳ぎ膝」と呼ばれる膝障害です。

膝内側側副靭帯に張力が繰り返し加わるため炎症が起きて膝の内側に痛みが起きます。
平泳ぎのウリップキックが原因といわれています。

予防と治療は、膝関節のストレッチが大切です。発症してしまら運動量を減らす必要があります。

腸脛靭帯炎

ランニングによる障害の代表的な疾病のひとつです。また、O脚の人に多いのも特徴です。
腸脛靭帯(ITバンド)は骨盤から頚骨までの長い靭帯で、この靭帯に炎症が起こったための膝(膝外側)の痛みです。
前脛骨筋の筋力の筋力不足が原因と考えられます。

下り坂や階段を降りるときに痛みが強くなり、上り坂や階段を上るときに痛みが消えたりします。
膝の外側に触れると痛みを感じます。

治療は、腸脛靭帯のストレッチとランニング後のアイシングです。ランニングシューズや走行面などランニング環境の見直しも必要です。

ランナー膝

ランニングによって発症する膝関節痛の総称です。
狭い意味では膝蓋軟骨軟化症をさします。

変形性膝関節症、腸脛靭帯炎、膝蓋軟骨軟化症などが原因になります。

膝窩筋腱炎

膝窩筋腱炎 は、下り坂のランニングで発症しやすい障害のひとつです。膝の外側が痛い症状があります。

治療はアイシングが有効とされ、下り坂での走行を減らすなどのランニング環境の見直しが必要です。

「膝痛とスポーツ障害」のコメントについて

「膝痛とスポーツ障害」に関するコメントを記事別に募集しています。より有益なサイトになるように「膝痛とスポーツ障害」情報をお願いします。

「膝痛とスポーツ障害」のトラックバックについて

各記事のトラックバックは「膝痛とスポーツ障害」に関するもののみ受け付けます。トラックバックしていただく記事を「膝痛とスポーツ障害」のアンカーテキストでリンクしていただけるとありがたいです。(相互リンク)

「膝痛とスポーツ障害」に関連サイトとの相互リンクについて
このサイトは相互リンク募集中です。「膝関節情報館」に関連するサイトでしたらOKです。