痛風は「風が吹いても痛い」といわれるほどの激痛をともなう病気で、中年の男性(特に肥満)に圧倒的に多く発症する病気ですが、栄養過多により女性や若年者でも増える傾向にあります。
痛風は、尿酸の代謝異常(生産過剰や排泄低下)で尿酸の血中濃度が上昇して高尿酸血症になることで発症します。
初期は病気であっても症状が現われないため、健康診断で見つかることが多く、進行すると急性から慢性の関節炎発作期に移行します。
急性関節炎発作は、飲酒、高プリン食、過労、ストレスなどで発症し、活動的な中年男性に多く発症する傾向があります。この時期で腎臓に障害が起きはじめますので継続的な治療が必要になります。
症状は、手足の小関節(特に足の親指の付け根)に急性関節炎が起こります。患部の激痛・発赤・発熱・腫れあります。突然発症して3~4日症状が続いた後2~3週間で症状が消えていきます。治療をしないと症状がでない期間が短くなって慢性期に移行します。
慢性期では痛風結節(尿酸の塊)ができ、合併症(高脂血症、高血圧症、糖尿病、虚血性心疾患、痛風腎など)を起こすリスクが高まります。
このことから、早期の生活改善が大切になります。

