変形性膝関節症とは、なんらかの原因で軟骨が変性して骨が変形する病気です。
はっきりとした原因を特定できないことが多く、加齢、膝の使いすぎ、肥満、O脚、X脚などが原因とされています。
変形性膝関節症は徐々に何年もかけて進行することが多いです。
中高年齢者に多い変形性膝関節症ですが、過度のスポーツや病気・怪我など、条件によっては若年者もこの疾患を患うことがあります。
膝の変形、慢性的な運動痛、動作の開始時の膝の痛みがあるのが変形性膝関節症の特徴です。
膝に水が溜まることもあります。
変形性膝関節症とは、なんらかの原因で軟骨が変性して骨が変形する病気です。
はっきりとした原因を特定できないことが多く、加齢、膝の使いすぎ、肥満、O脚、X脚などが原因とされています。
変形性膝関節症は徐々に何年もかけて進行することが多いです。
中高年齢者に多い変形性膝関節症ですが、過度のスポーツや病気・怪我など、条件によっては若年者もこの疾患を患うことがあります。
膝の変形、慢性的な運動痛、動作の開始時の膝の痛みがあるのが変形性膝関節症の特徴です。
膝に水が溜まることもあります。
変形性膝関節症の主な原因はいくつか考えられます。
○加齢
○大腿の筋肉の衰え
○O脚やX脚
○膝に負担のかかるスポーツ習慣
○膝に負担のかかる仕事の従事
○膝の怪我(半月板損傷・靭帯損傷など)
○膝の病気(慢性関節リウマチなど)
変形性膝関節症は一次性変形性膝関節症と二次性変形性膝関節症に分けられます。
高齢者に多く見られるのが「一次性変形性膝関節症」です。
一次性変形性膝関節症:
加齢、筋力低下、肥満、O脚・偏平足など、様々な要因により痛みが起こり、原因を明確に特定できないものが「一次性変形性膝関節症」です。
二次性変形性膝関節症:
靭帯損傷や半月板損傷、慢性関節リウマチなどの怪我や病気など、明確な原因により続発的(二次的)に起こるものが「二次性変形性膝関節症」です。
変形性膝関節症の主体は膝軟骨の変性です。怪我や病気による二次性の変形性膝関節症の場合は原因が明確ですが、変形性膝関節症の多くを占める一次性変形性膝関節症において、膝軟骨がどうして変性するかにについては解明に至っておらず、物理的ストレスやホルモンや代謝の異常など、様々な説があります。
例えば、
○軟骨の成分バランスが何らかの原因で壊れた状態で、新しい関節軟骨が作られると、軟骨を構成するコラーゲンやプロテオグリカンが過剰になり、この過剰分を処理しすぎると軟骨の成分バランスが更に崩れて軟骨変性を起こす。
○軟骨を形成する酵素と破壊する酵素のバランスが崩れて、軟骨を破壊する酵素が暴走して軟骨変性を起こす。
○関節軟骨に接している骨が外傷を受けると、骨の成分が過剰に生産されて、骨の表面にデコボコができることで軟骨変性を起こす。
などなど。。。。
膝が痛くなる病気のなかで変形性膝関節症が最も多く、中高年齢者に多いのが特徴です。
年齢を重ねるにつれ、変形性膝関節症による膝の痛みを訴える人が多くなります。
変形性膝関節症は、40歳~70歳では男性よりも女性に多く、70歳以上では男女差はなくなります。
膝の痛みは、関節リウマチ、痛風、スポーツや事故などの病気や怪我が要因になって、二次的に変形性膝関節症になる場合もあります。40歳未満では、怪我が原因の二次性変形性膝関節症が多く、男性の方が女性よりも多く発症しています。
高齢者に多く発症する一次性変形性膝関節症は、関節を酷使したために骨が磨耗するためではありません。軟骨細胞の構造と組成が変化することが原因と考えられています。
軟骨を作る軟骨細胞はコラーゲン(繊維性たんぱく質)やプロテオグリカン(弾力性を与える物質)を合成します。
その軟骨細胞の異常により軟骨が腫れて軟弱になって、膝関節周辺の骨が増殖しすぎて変形(骨棘ができます)します。
そのため膝関節が外部からの衝撃を吸収しずらくなり、膝関節を構成する骨、関節包、滑膜、腱、靭帯、軟骨が変形して、膝痛や機能障害を起こすことになります。
職業による変形性関節症になるリスクは、日常的にどれだけ膝を屈曲しているかの程度によります。
重労働の従事者や、同じ動作を繰り返して膝関節に負担がかかる職業(バスの運転手など)の人は変形性膝関節症を発症するリスクがあります。
日本人の場合は、職業だけでなく日本人特有の生活習慣も関与していると考えられます。
変形性膝関節症の症状の進行や現れ方には個人差があります。
初期の変形性膝関節症の痛みは、歩行時や階段の上り下りなど膝を動かしたときに起きますが、しばらく安静にしていると徐々に痛みは治まります。また、朝起きて歩き始めたときに膝に違和感を感じる症状があります。
変形性膝関節症が進行すると、歩くだけでも痛みがあり、安静にしても痛みが治まりにくくなって、膝の変形があらわれ、日常生活に支障がでてきます。階段の上り下り、特に下りがきつくなります。
変形性膝関節症が更に進行すると、膝の痛みで歩行が難しくなり、痛みも更に治まりにくく、持続した鈍痛が現れることがあります。この状態の場合は、適切な治療を受ける必要があります。
変形性膝関節症は徐々に進行し、初期・進行期・末期に分けられます。
初期の前段階でも軟骨変性という軟骨の劣化が起きています。
初期の変形性膝関節症:
軟骨が減り始め、骨の変形も見られるようになる状態で、膝を動かした時に膝の痛みが起きますが、安静にすると痛みは治まります。
進行期の変形性膝関節症:
更に軟骨が減って、大腿骨と脛骨のすき間が更に狭くなった状態で、歩くだけでも膝が痛むようになります。また、骨の変形が目立ってきます。
末期の変形性膝関節症:
更に軟骨が減って、大腿骨と脛骨のすき間が殆どなく、膝の変形も目立つ状態で、膝の痛みで歩行が難しくなります。
適切な治療を受ける必要があります。